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「日本品質の物流」で海外戦略推進

SBS、タイで3万m2規模の物流施設計画、1号倉庫が竣工

2014年6月20日 (金)
▲1号倉庫(左)と事務所棟(右)

▲1号倉庫(左)と事務所棟(右)

ロジスティクスSBSホールディングスは20日、同社グループが昨年12月からタイ最大の国際港・レムチャバン港近郊で建設を進めていた、初の海外自社物流施設「TASロジスティクス・ウェアハウス」の第1期工事が完了した、と発表した。17日に1号倉庫の開所式を行った。

同施設は、タイでSBSグループがパートナー企業としている「トランスエアカーゴ社」と設立した施設開発の合弁会社「TASロジスティクス」が開発したもので、延床面積1万平方メートルの1号倉庫と事務所11室、食堂テラスを備える事務所棟が完成した。

既に1号倉庫は利用する日系企業が決まっており、7月中旬から稼働を開始。2号倉庫と寄宿舎棟の建設工事も進み、は8月下旬に完成する見通し。さらに、2015年秋の竣工を目指して3号倉庫を建設する計画で、最終的には3万平方メートル規模の物流施設となる。

同社グループは、1号倉庫の完成とさらなる同施設の拡充により「自動車、OA機器、部品メーカーなど多くの日系企業が集まるこのエリアで日本品質の物流サービスを提供し、海外戦略をさらに推進していく」としている。

■物流施設の概要
正式名称:TAS LOGISTICS WAREHOUSE
所在地:タイチョンブリ県シラチャ
敷地面積:6万3840平方メートル(1万9312坪)
1号倉庫の構造:平屋建て
同延床面積:9788平方メートル(2966坪)
同梁下有効高:8メートル
同プラットホーム出幅:5.5メートル
同設備:ドッグレベラー4基、床積載荷重3トン(1平方メートル当たり)、高床式

■今後の計画概要
<第2期工事>(-2014年8月末)
構造:平屋建て
延床面積:9638平方メートル
寄宿舎棟:3階建て、全24室

<第3期工事>(2015年秋竣工)
構造:平屋建て
延床面積:9638平方メートル