国際中国物流購買連合会は10日、2025年の全国物流運行状況を公表した。25年の社会物流総額は368兆2000億元と、実質ベースで前年比5.1%増となり、物流需要は年間を通じて安定的に推移した。内訳は工業品物流が324兆6000億元で全体の成長をけん引し、寄与率は8割超に達した。農産品や再生資源物流も堅調で、再生資源は13.2%増と高い伸びを示した。
一方、物流コストの抑制は着実に進んだ。25年の社会物流総費用は19兆5000億元で前年比3.0%増にとどまり、GDP比率は13.9%と前年から0.2ポイント低下し、過去最低水準を更新した。保管費用の低下が全体のコスト削減に寄与し、輸送・管理費用はおおむね横ばいで推移した。
物流業の総収入は14兆3000億元と4.1%増加し、市場規模は緩やかな拡大を維持した。設備投資や制度改革、標準化の進展を背景に、複合一貫輸送や海上輸送へのシフトが進み、輸送構造の最適化が物流効率の改善につながった。国際物流も回復基調にあり、中欧班列や国際航空貨物の輸送量は高水準を維持した。
発表では、物流が実体経済を下支えする基盤としての役割を一段と強めたと総括した。一方で、国際情勢の不透明感や産業構造転換の影響には引き続き注意が必要とし、今後はコスト削減策の深化と現代物流体系の高度化を通じ、経済成長との協調を図る方針を示した。
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