行政・団体愛媛県は10日、燃油価格の高騰や人手不足、運転手の労働時間管理の厳格化などを背景に低下するトラック輸送能力への対応として、「令和8年度愛媛県トラック物流効率化等緊急支援事業(案)」を公表した。2025年度2月補正予算案に5億1693万円を計上し、物流効率化や人材確保、車両更新に取り組む事業者を支援する。予算成立を前提とする。
事業の柱は車両購入支援と物流効率化・人材確保支援の2本立て。車両購入支援には4億4800万円を充て、営業用トラックの新車購入を補助する。補助上限は大型トラック(10トンクラス)250万円、中型(4トン)190万円、小型(2トン)170万円で、1事業者当たり3台まで。補助額は上限額と車両価格の3分の1を比較し、低い方を採用する。車両価格の高騰が続くなか、定期的な更新負担を軽減し、輸送能力の維持・向上を狙う。
物流効率化や人材確保・育成支援には6750万円を計上する。補助率は2分の1以内、上限200万円、下限25万円。対象は県内に本社または営業所を持つトラック事業者で、車両動態管理や勤怠管理システムの導入、標準パレットやアシストスーツなど荷役機器の導入、共同配送や中継輸送の実施、若年層や女性、外国人の活躍促進、研修や資格取得支援などが含まれる。
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