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負債1億3000万円、TDB調べ

札幌地裁、正路通商の破産手続き開始を決定

2014年8月11日 (月)

M&A帝国データバンクは11日、正路通商(札幌市手稲区)が7日に札幌地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。

同社は2006年1月設立の一般貨物自動車運送事業者で、13年12月期には売上高1億4800万円を計上していた。

同業者間の受注獲得競争が激しさを増す中、燃料費など経費負担の増加から欠損を計上、余裕のない資金繰りが続いていた。

その後も運送単価の伸び悩みが続いたことなどから業況は回復せず、大幅な債務超過で先行きの見通しが立たなくなり、7月23日付で事後処理を弁護士に一任していた。

負債は債権者41人に対して1億3000万円。破産管財人は道尻豊弁護士(札幌市中央区)。財産状況報告集会期日は11月6日午前11時。