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ニチレイ、被災物流拠点16か所のうち12か所で再開

2011年3月30日 (水)

ロジスティクスニチレイは30日までに、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で業務を停止している北海道・東北・関東地方の冷蔵同社グループの倉庫と物流センター16拠点のうち、12拠点で業務を再開した。2拠点では4月中旬の再開を目指しており、再開まで時間がかかる見通しの残る2拠点でも、22日から復旧作業に着手している。

 

同社では停電や床上浸水、火災、地盤沈下、自動倉庫の損傷などにより、一時北海道・東北・関東の14拠点で業務が停止した。23日までに8拠点、30日までに12拠点が復旧。横浜市鶴見区の大黒物流センターも4月上旬までに全面復旧する見通し。ただ、宮城県の仙台物流センターと仙台南物流センターでは復旧作業に着手したものの、再開には時間がかかるとみられる。

 

生産拠点は被災した7か所のうち、既に再開しているのは2拠点にとどまり、計画停電の影響もあって、限定的な稼働となっている。ニチレイフーズの白石・山形工場では再開のめどが立ち、月末から4月上旬にかけて稼働に入る見通し。