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上組、神戸港にHDS専用ヤード開設

2011年3月30日 (水)

ロジスティクス神戸市は29日、上組が新港第4突堤に荷受・荷渡しを直に行うホット・デリバリー・サービス(HDS)専用ヤードを設けることになったと発表した。専用ヤードは4月1日から運用を開始する。

 

現在、新港第4突堤では、チャイナエクスプレスライン(神戸-天津)、日中国際フェリー(神戸-上海)の2社が国際フェリーの運航を行っているが、これまで取扱貨物をポートアイランド(2期)のコンテナバースに一旦回送させていたため、入出に1日-半日の時間を要していた。

 

神戸市では「日中間の貨物増大が期待されるとともに、近畿圏はもとより東日本地域への円滑でスピーディーなデリバリーサービスが可能となる」としている。

 

ホット・デリバリー・サービスは、定曜日・定時でケジュールを固定し、通関業務なども最優先で行い、本船荷役開始後2-3時間で貨物の引渡しを可能にするサービス。主に、需要変動が激しいアパレル貨物や鮮度が求められる生鮮食品などが取り扱われている。