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生協の配食事業が1年強で30%拡大、日本生協連調べ

2014年11月7日 (金)

調査・データ日本生活協同組合連合会(日本生協連)は6日、全国の加盟生協が取り組む夕食宅配などの移動販売車事業の状況をまとめ、公表した。

配食事業は44都道府県で49生協が展開し、1日当たり10.2万食を届けている(10月末時点)。2013年7月末の39都道府県45生協7.8万食と比べ、食数で1.3倍に拡大した。

「配食事業」実施生協

エリア生協名
北海道・東北コープさっぽろ、青森県庁生協、青森県民生協、コープあおもり、いわて生協、みやぎ生協、生協共立社(山形県)、コープふくしま
関東・甲信越いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープみらい(東京・埼玉・千葉)、パルシステム千葉、生活クラブ生協(千葉県)、東都生協、ユーコープ(神奈川・静岡・山梨)、コープながの、新潟総合生協
東海・北陸コープぎふ、コープあいち、コープみえ、コープいしかわ、富山県生協、福井県民生協
近畿わかやま市民生協、コープしが、京都生協、大阪いずみ市民生協、大阪よどがわ市民生協、おおさかパルコープ、ならコープ、コープこうべ
中国おかやまコープ、三井造船生協(岡山県)、生協ひろしま、竹原生協(広島県)、コープやまぐち、鳥取県生協、生協しまね
四国とくしま生協、コープかがわ、コープえひめ、こうち生協
九州・沖縄エフコープ(福岡県)、コープさが、コープおおいた、ララコープ(長崎県)、生協くまもと、コープおきなわ

移動販売車は24道府県で29生協が141台を運行(11月6日時点)。13年7月末の20道府県22生協107台と比べ、台数で1.3倍となった。

「移動販売事業」実施生協

エリア生協名(運行台数、軽=軽トラック販売車)
北海道・東北コープさっぽろ(73)、青森県民生協(2)、いわて生協(4)、生協共立社(4、山形県)、みやぎ生協(2)、コープふくしま(1)、コープあいづ(1)
関東・甲信越いばらきコープ(2)、コープみらい(1、千葉県)、パルシステム千葉(1)、生活クラブ生協(軽2、千葉県)、コープながの(1)
東海・北陸コープあいち(1)、トヨタ生協(2、愛知県)、CO・OPとやま(1)、コープいしかわ(1)、福井県民生協(10、うち軽2)
近畿大阪いずみ市民生協(3)、ならコープ(1)、コープこうべ(6)
中国三井造船生協(軽1、岡山県)、生協ひろしま(4)、日立造船因島生協(軽1、広島県)、コープやまぐち(4)
四国三菱マテリアル直島生協(1、香川県)
九州・沖縄グリーンコープ生協ふくおか(軽4)、コープおおいた(4、うち軽2)、生協コープかごしま(1)、コープおきなわ(軽2)

また、配食事業では地域購買生協のコープあおもりと医療福祉生協の青森保健生協が共同で「あおもりコープフーズ」(青森市)を設立し、配食弁当・給食の製造を行っている。家庭への配食に加え、2つの病院と15の介護事業所への給食など、1日当たり2800食(10月末時点)を配達している。

移動販売では、市街地の買い物弱者支援のために従来の大型車に加え、小回りのきく軽トラックを使用した移動販売車の導入が進んでおり、7生協で14台が稼働している。