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コロナ背景に生協の宅配15%の伸び、日本生協連まとめ

2021年4月13日 (火)

フード日本生活協同組合連合会は13日、全国の地域生協の2020年度総供給高が3兆円の大台に達し、組合員数も2996万人と3000万人が目前に迫っていることを発表した。

「コロナ禍で、週1回・決まった時間に届く、生協の宅配ならではの特徴が好意的に受け止められた」(日本生協連)のを背景に、地域生協の供給高は3兆683億円(前年比11.8%増)を記録。このうち宅配事業は2兆1170億円(14.9%増)、店舗事業も9513億円(4.3%増)と、前年実績を上回った。

宅配利用者の内訳を見ると、従来は50代以上の組合員による利用が中心だったのとは異なり、宅配新規利用者の6割以上を20-30代の既婚者が占め、コロナ禍で若年層に生協の利用が広がった。新規利用者の7割程度が、今後も生協の宅配利用を継続したいと回答したという。