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名港海運、海外展開急ピッチ、メキシコ・タイ・ベトナムに新拠点

2014年11月11日 (火)

ロジスティクス名港海運は11日、メキシコとタイで新会社を設立したと発表した。また、12月にはベトナムで駐在員事務所を開設する。

メキシコでは、グアナファト州イラプアト市で新会社を設立し、営業を開始。日系自動車、部品メーカーの進出が続き、同国向け貨物の増加や米墨間の物流への問合せに対応するため、5月に現地法人を設立、11月から営業を開始したもの。

タイでは、1996年に海上・航空輸出入貨物の取り扱い、同国内でトラック運送業を運営する現地法人を設立済みだが、輸出入貨物の保管や配送センターの委託要請が増加していることを受け、倉庫業に特化した新会社を3月に設立済み。

タイ投資委員会から国際物流センターの承認を取得し、チャンブリ県シラチャに8950平方メートルのフリーゾーン倉庫を賃借。既存の現地法人「名港トランス・タイランド」と連携してより高度な物流サービスを15年1月5日から提供する。

また、ベトナムでは12月1日にホーチミン市で駐在員事務所を開設する。タイの自社拠点を中心に、東南アジアの物流ネットワーク構築に取り組んでいるが、メコン南部回廊と呼ばれる域内の重要物流ルート(タイ・カンボジア・ベトナム間)でサービス提供体制を整えるため、開設を決めた。