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「竣工資産価値1000億円」試算、16年3月に第1弾竣工

グッドマンジャパン、千葉ニュータウンに物流施設パークを開発

2014年11月13日 (木)

拠点・施設グッドマンジャパン、千葉ニュータウンに物流施設パークを開発物流施設開発のグッドマンジャパンは13日、千葉ニュータウンに複数のマルチテナント型物流施設で構成する「グッドマンビジネスパーク千葉」を開発すると発表した。

同社がマスタープランを手掛ける大規模なビジネスパークとして、自社グル―プが運用する開発ファンド「グッドマン・ジャパン・ディベロップメント・パートナーシップ」が需要に合わせて段階的に開発を進める計画で、同社は「竣工価値は総額1000億円超」に上ると試算している。

このプロジェクトの第1弾として、「グッドマンビジネスパーク千葉イースト」に着工。上り・下り専用ランプを備えた各階へのアクセスが可能な12万平方メートルの高機能物流施設を開発する。2016年3月の竣工を目指しており、既に倉庫スペースの25%で「国内の有力物流企業」と賃貸借予約契約を締結しているという。

グッドマンジャパンのポール・マクギャリーCEOは「物流業界を含む多くの領域では、地価や建築費の高騰、人手不足などの課題にも直面しつつある。グッドマンビジネスパーク千葉は、カスタマーが抱えるこうした課題に対応し、価格競争力のある賃料でソリューションを提案するプロジェクトだ。プロジェクトが誕生するのは、都心への交通利便性が高く、成長著しい人口集積地であり、主要な交通インフラへのアクセスに優れた千葉ニュータウンの一画。カフェ、店舗、循環バス、働く女性にも安心の託児所をふくむ多彩なアメニティを備え、公開広場やオープンスペースなども設置予定で、働く人にとっての快適な就業環境を確保するほか、地域住民にとっても快適な環境を創出していく」と同プロジェクトの狙いと特徴を説明している。

同社では、名古屋市近郊でランプアクセス可能な5万1000平方メートルの4階建て高機能物流施設として「グッドマン大府」が今月中に竣工することとなっており、竣工前に大部分のスペースで賃貸借予約契約を締結済み。また、交渉中の残存スペースも「近日中に契約締結の見込み」としている。

東京湾岸エリアで12月に竣工を控える、ランプアクセス可能な総賃貸面積6万平方メートルの「グッドマン水江」では、竣工前に100%リースアップを達成。

さらに、15年上半期に竣工するグッドマン市川(東京湾岸エリア)でも25%超のスペースで国内大手物流企業と賃貸借予約契約を締結しており、残るスペースの1.5倍に相当する面積のLOIを複数のカスタマーから受け取っているとしている。