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アップルインターナショナル、タイ子会社を譲渡

2011年5月17日 (火)

産業・一般アップルインターナショナルは17日、連結子会社で自動車の再輸出事業を手掛けるカーライナ・トレーディング社の同社保有全株式を、同社取締役のSuchai Rujisangvitaya氏に譲渡したことを発表した。2月11日に株式譲渡を完了した。

 

カーライナ社は、主に自動車のリ・エキスポート事業を運営しており、事業シナジー効果を見込んで2009年12月から同社の連結子会社となったが、「当初期待した事業シナジーの実現が厳しい状態」となっていた。

 

アップルインターナショナルはこれまでカーライナに対し、人的、資金支援などの経営支援を行ってきたが、第3国への輸出販売が不振で業績の悪化が続き、回復の道筋が立たず「今後の事業価値を見出すことは極めて困難」と判断した。同社の持株比率は98.4%だったが、全株式を譲渡した。譲渡価格は1バーツ(2.7円)。