ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フーズレック、被災した岩沼物流センターが業務再開

2011年7月7日 (木)

ロジスティクス被災直後の岩沼物流センターSBSグループで食品物流を手掛けるフーズレック(東京都墨田区)は7日、東日本大震災で被災した岩沼物流センター(宮城県岩沼市)が復旧し、1日から業務を再開したと発表した。

 

仙台空港に隣接する岩沼臨空流通工業団地内に位置する岩沼物流センターは、主に南東北3県をカバーする食品物流拠点だが、東日本大震災に伴う大津波で、建物や冷凍冷蔵設備の浸水・損壊、車両の水没・流失のほか、大量のがれきが漂着するなど、稼働不能となっていた。

 

同社では、震災発生直後から従業員の安否確認、支援部隊の派遣、代替えセンターによる業務代行など、復旧・復興に向けたさまざまな活動を実施。その結果、震災から約4か月ぶりに同センターの再開にこぎ着けたもの。

 

現在の岩沼物流センター同社では「建物の洗浄、修復、冷蔵冷凍設備やマテハン機器、3温度帯対応車両などを一新、低温物流センターとして十分な品質と機能を回復し、庫内作業などの要員も新たに現地採用して安全や食品衛生などの教育を完了し、万全の体制」と新生岩沼物流センターを強調。今後も「食品物流インフラの安定提供や地元雇用の創出などに努め、地域と矯正した運営を目指す」としている。

 

■岩沼物流センターの概要

所在地宮城県岩沼市下野郷菱沼84-39
取扱品目3温度帯食品
倉庫面積ドライ約100坪、チルド約800坪、フローズン約200坪
従業員数45人
車両数16台
配送エリア南東北地区(宮城、福島、山形)

 

■問い合わせ先
フーズレック事業本部
TEL:03-3829-2058