ロジスティクスサカイ引越センターは23日、中間決算を発表した。作業件数が減少したものの、引越単価の上昇を受けて4.7%の増収を確保、営業利益は28.5%の伸びとなった。売上高営業利益率は1割を超え、前年中間期の8.8%から10.8%へと上昇した。
住宅着工戸数が6か月連続で対前年プラスに転じるなど、引越需要に影響する住宅業界が回復基調となるなか、作業件数は1570件減少して35万1701件にとどまったが、引越単価が上昇して増収につなげるとともに、収益性をさらに高めた。
通期業績予想に対する進捗度は、売上高が48.8%、営業利益59.1%、純利益67%と順調に推移している。
[サカイ引越センター]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第2四半期 | 2015年3月期第2四半期 | 増減 | ||
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売上高 | 36,117 | 34,483 | 4.7% | |
営業利益 | 3,915 | 3,047 | 28.5% | |
経常利益 | 4,061 | 3,339 | 21.6% | |
当期純利益 | 2,585 | 2,041 | 26.7% |