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伊藤忠×メイプルツリーの「野田物流センター」が完成

2016年3月3日 (木)

拠点・施設hbtrttut新日鉄住金エンジニアリングは、千葉県野田市で伊藤忠商事とメイプルツリーグループの共同事業会社「欅プロパティーズ」から受注した大型物流施設「野田物流センター」を竣工し、引き渡した。

野田物流センターは鉄骨造・地上4階建て、延床面積7万4000平方メートルのマルチテナント型物流施設で、1-3階にトラックバースと片側にランプウェイを配した設計となっている。新日鉄住金エンジニアリングが設計・施工を担い、予定通り13か月の工期で2月29日に竣工した。

地震エネルギー吸収能力の高い同社製「制振ダンパー」を使用し、耐震構造並みのコストでワンランク上の制振構造を実現したという。また、一般的に壁面とする防火区画にシャッターを採用し、最上階は防火区画内の柱をなくして大スパン化することで、多様な物流レイアウトに対応できる倉庫空間を形成している。

今回の竣工により、同社が受注した大型物流施設は10年で190万平方メートルに達した。