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味の素、17年9月からミャンマーで調味料事業を再開

2016年3月11日 (金)

フード味の素、17年9月からミャンマーで調味料事業を再開味の素は、ミャンマーでうま味調味料「味の素」の生産(包装)・販売を再開する。2月にヤンゴン管区のティラワ経済特区内に新会社「ミャンマー味の素食品」を設立しており、今後は生産工場を建設し、2017年9月から味の素の生産・販売を行う。

同社は1996年にヤンゴン市でミャンマー味の素工業社を設立し、「味の素」の生産・販売を行っていたが、2000年4月に事業活動を停止。11年以降、ミャンマーで経済開放政策が進んだことを受け、12年にタイ味の素社から「味の素」を輸出しミャンマー国内で販売を再開。

さらに、14年2月に施行された経済特区法、15年5月に施行されたヤンゴン管区のティラワ経済特区指針によって事業再開のメドが立ったことを受け、準備を進めていた。

新会社は10月に包装工場の建設を開始し、17年9月の完工と同時にヤンゴン、マンダレーの2都市から販売を開始する。今後、販売エリアの拡大を進め、将来的にはミャンマー全土へ展開を図る。ASEANで確立した現金直売ノウハウを活用するとともに、マーケティング活動の強化を図ることで、新会社は20年度に売上高30億円を目指す。