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住金物産、東南アジアに衣料品製造の3拠点新設

2011年11月2日 (水)

アパレル住金物産は、海外での衣料品製造拠点の増強を図るため、ベトナムに1工場、インドネシアに2工場を新設し、年末から生産を開始する。

 

ベトナムでは、独資で新会社を設立し、婦人衣料品の製造を行う。インドネシアでは、現地企業と合弁で新会社を設立、既設の独資の衣料品製造会社に新工場を建設し、いずれも紳士衣料品の製造を行う。3拠点への総投資額は約7億円。

 

同社は繊維製品のOEM(相手先ブランドによる製造)・ODM(相手先ブランドのデザイン・製造)事業を主軸としており、紳士・婦人・子供用のファッション衣料品、スーツ、学生服、スポーツ衣料、ユニフォーム、インナーウェア、寝装品などを幅広く扱い、主力の海外生産では、中国が90%を占めている。

 

中国の生産コストの上昇などに対応するため、中国で生産・物流効率のアップを図るとともに、ASEAN全域に自社工場や協力工場などの生産拠点の拡大を図っており、その一環として自社工場を新設するもの。ASEAN地域への生産拠点拡大を図り、同地域の生産比率を現状の10%から30%以上に引き上げる計画で、同社では「中国・ASEAN両極の生産体制を一段と強化していく」考え。