ECジェネレーションパスは2日、米国のABCバーチャルコミュニケーションズ社(アイオワ州)と越境ECの多国展開の検討、決済システムの開発を対象に業務提携したと発表した。
同社は2015年6月にアジア有数の複合企業として知られるタイ「チャロン・ポカパン・グループ」資本提携し、中国向け越境ECに本格参入を果たした。16年7月には中国のモバイルナビ北京と資本業務提携に合意し、新たな越境EC用マーケットプレイス「洋桃派」の運営を開始するなど、越境ECに関する取り組みを加速させている。
今回の業務提携先となるABCバーチャルコミュニケーションズ社は米国とベトナムに拠点を保有し、決済システム、Eラーニングシステムの開発・販売を手がけており、決済システムはアイオワ州の複数の自治体が採用しているという。
ABC社と提携することにより、ジェネレーションパスはこれまで蓄積したマーケティングデータとABC社の決済システム、開発力を組み合わせ、越境ECの多国展開を検討していく。