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近鉄エクス、インドで物流大手と合弁、46億円出資

2012年2月13日 (月)

ロジスティクス近鉄エクスプレスは13日、インドの物流会社「ガティ社」と同国で合弁会社を設立すると発表した。

 

近鉄エクスプレスは1997年7月に現地法人「近鉄ワールドエクスプレス(インディア)」(KWEインド)を設立し、国際貨物輸送を中心に事業を展開してきたが、今後さらにグローバル規模でインド物流の取扱い拡大を図るため、インドの物流大手であるガティ社と合弁会社を設立することにしたもの。

 

ガティ社は1989年に設立、国内貨物輸送(トラック、航空、鉄道)・宅配事業を主力事業とし、ロジスティクス事業、国際貨物輸送事業、船舶運行事業など、幅広い物流サービスを提供している。国内貨物輸送では、日時指定配送やGPSによる配達完了情報(POD)の顧客携帯端末への自動配信など、高付加価値な物流サービスもインド全土で提供。また、運行トラック車両数は約4000台に上り、拠点数も約500を数える。

 

近鉄エクスプレスでは、ガティ社の国内物流サービスと自社事業を組み合わせることで、グローバル規模でインドビジネスの取扱い拡大を見込めると判断した。

 

合弁会社「ガティ-近鉄エクスプレス社」は、ガティ社からロジスティクス事業を引き継ぎ、同事業と国内貨物輸送事業を展開する。近鉄エクスプレスグループは約46億円を出資し、合弁会社の持分を30%とする。