ロジスティクス日本航空(JAL)は、オムロンの自動搬送ロボット「LDシリーズ」を活用した手荷物搬送支援の実証実験を17日から28日までの間、福岡空港国内線ターミナルで実施する。
同社は今後も増加が予想される車椅子やベビーカー利用者などに対する安全性向上と、従業員の手荷物搬送時の負荷軽減を試みる。
JALは現在、車椅子の顧客に対しては車椅子を押しながら荷物搬送を行っているが、荷物搬送にロボットを活用することで、顧客の安全性と搬送負荷を軽減させる狙い。
具体的には、顧客が飛行機で到着した際に、手荷物を最寄りの交通機関までロボットが搬送するケースをメインに、ロボットと顧客が同じ経路を移動する際の実証実験を行う。

(出所:日本航空)