ECアマゾンジャパン(東京都墨田区)は1日、同社が取り組むイノベーションを伝えるイベント「Delivering the Future APAC」を東京都千代田区の神田明神文化交流館(EDOCCO)で開催した。これは2022年に米国ボストンで始まったグローバルイベントで、今回、アジア太平洋地域(APAC)初開催となる。この日、同社は物流、配送オペレーションの未来像を広く発信した。

▲日本からイノベーションを生み出すと明言したジャスパー・チャン氏
会の冒頭、アマゾンジャパン社長のジャスパー・チャン氏が登壇し、挨拶を述べた。「私たちは雇用機会の創出、中小企業支援、災害支援、サステナビリティや教育支援など、より良い社会の実現にも取り組んでいる。国外拠点でもテクノロジーを活用したイノベーションを進めている。例えば、日本のフルフィルメントセンターで導入している自動梱包機は、日本で開発された技術だ。最適なサイズの紙袋で商品を梱包することにより梱包資材の使用量を減らし、従業員の負担も軽減する。現在この技術はオーストラリアやイタリアでも導入されている。今後も日本から、そして世界各地からイノベーションを生み出し、より良いサービスをお届けできるよう取り組んでいく」
この後、アマゾンジャパンオペレーションズ代表の島谷恒平氏、米アマゾンのタイ・ブレイディ氏なども登壇し、フルフィルメントセンターでのAI(人工知能)・ロボティクス活用による作業効率化や、人手不足解消、サステナビリティ推進策を具体的に紹介した。
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LOGISTICS TODAY編集部
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