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秋田発物流ベンチャー、自動マッチング8月下旬公開

2017年7月10日 (月)

話題稼働していない車両と輸送需要のマッチングシステムの開発に取り組むベンチャー企業「MOVER」(ムーバー、秋田県鹿角市)は10日、8月下旬にもシステムを正式公開すると発表した。

「コロプラネクスト3号投資事業組合」を引受先とする第三者割当増資を実施して資金を調達。サービスをテスト的に先行利用していた運送会社の売り上げを押し上げる効果も確認したことから、正式公開に向けた準備を進める。

同社が開発中のクラウド業務支援アプリケーション「MOVER」(ムーバー)を中小運送会社の運行管理者・配車担当・オペレーターが利用することで、「これまで膨大な時間がかかっていた貨物利用運送業務のコミュニケーション、管理コストを大幅にカット、事業者の状況に応じて適切な案件が外部から自動的に提案され受注することができる」。

これまで試験的にサービスを先行利用した運送会社は、1週間につき貨物利用業務に関わる時間を平均一人当たり12時間削減したほか、週間売上も平均13.6%増えたという。

同社は現在、8月下旬の正式公開に向けてサービスの事前登録を受け付けており、公開後は審査を通過した事業者に対して段階的にサービスを提供していく。

■「MOVER」サイトのURL
http://www.movrinc.com/