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日通1Q、全部門好調で営業益4割増

2017年7月31日 (月)

ロジスティクス日本通運が7月31日に発表した2018年3月期第1半期(4-6月期)決算は、航空輸出貨物の取り扱いが堅調に推移したことや、石油販売単価が上昇したことなどで、すべての部門が増収、営業利益も減価償却方法変更の影響による増益効果も加わり増益となった。

同社と一部の国内連結子会社は、資産の使用実態をより反映した費用配分を行うため、有形固定資産の減価償却方法を建物は定額法、建物以外は定率法を採用していたが、今期から定額法に変更し、併せて一部の車両運搬具の耐用年数を変更。これにより、営業利益、経常利益、純利益にそれぞれ15億2600万円増加した。

また、航空運送を中心とした国際貨物の輸送需要が堅調に推移していることで、業績予想を上回ることが見込まれることから、通期業績予想の売上高を当初の1兆9300億円から1兆9400億円へ上方修正した。

■2018年3月期第1四半期決算(単位:百万円)

累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
474,9855.7%
営業利益
15,24841.5%3.2%
経常利益
16,93524.7%3.6%
当期利益
11,08950.4%2.3%