拠点・施設旭化成は7日、宮崎県延岡市でマイクロファイバースエード「ラムース」の生産設備を増設すると発表した。
自動車内装材向け中心に販売量が増加しており、今後も需要の拡大が見込まれることから、設備の増設を決めた。
ラムースは同社独自の製法による3層構造の高級マイクロファイバースエード(人工皮革)で、上質な肌触りや意匠性の多彩さ、環境に優れた特性を備え、自動車内装材、家具、ITアクセサリー、衣料、産業用資材などの用途に向け、国内外で展開している。
現在の生産能力は年産600万平方メートルだが、新たに300万平方メートルの能力を増強する。2019年度上期からの稼働開始を目指す。