ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

GLプロパティーズ、東京・千葉の3物流施設で新規契約

2012年4月9日 (月)

ロジスティクスGLプロパティーズ(東京都港区)は9日、東京都、千葉県で運営・管理する物流施設3物件で、大手物流会社など4社と合わせて5万2000平方メートルの新規賃貸借契約を締結したと発表した。

 

新たに長期の賃貸借契約を締結したのは、東京都江東区の「GLP新砂」、千葉県習志野市の「GLP習志野」、同県船橋市の「GLP船橋2」の3物件で、いずれも稼働中の既存物流施設の一部区画でのテナント退出後に、新たなテナントを募集していたもの。

 

物件ごとの契約面積は、GLP新砂が物流会社と2万2000平方メートル、GLP習志野が物流会社7000平方メートル、広告制作会社4500平方メートル、GLP船橋2が物流・倉庫会社と1万8500平方メートル――となっている。

 

今回の契約締結によりGLP習志野とGLP船橋2の稼働率は100%に、GLP新砂の稼働率は約70%になる。同社では引き続き、1万5000平方メートルの区画でテナントを募集している。GLプロパティーズが国内で運営する84施設全体の稼働率は3月末時点で98.8%となった。

 

3物件のテナント募集にあたりGLプロパティーズでは、倉庫スペース・オフィスのグレードアップ、トイレなどアメニティ設備の更新、電気容量の増強、外壁・屋根の改修により外観を一新するなど、リノベーション工事を実施し、物流施設としての機能性と品質の向上を図った。

 

また、賃貸区画をフレキシブルに分割できる工夫を取り入れることで、規模の異なるユーザーの需要に対応できるマルチテナント型物流施設としてリニューアルした。