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ヤマトHD、新入社員853人迎え入社式

2018年4月2日 (月)

話題ヤマトホールディングスは2日、新入社員853人(大学卒291人、短大・専門卒109人、高卒453人)を迎え、同日に入社式を行ったと発表した。山内雅喜社長の訓示は次の通り。

■ヤマトホールディングス・山内雅喜社長の訓示(要約)
みなさんもご存知のように、当社を取り巻く環境は目まぐるしく変化を続けており、ヤマトグループをはじめ、物流業界は今大きな変革期を迎えている。この急激な変化に対応するため、当社は昨年、宅急便のサービスレベルの見直し、宅急便基本運賃の27年ぶりの値上げ、そして法人顧客の契約運賃見直しなど、社員の「働き方改革」を中心に据えた様々な対策を講じてきた。

こうした変革に対し、顧客に多大なる理解・協力をもらうことができているのは、第一線の社員のみなさんが、長きにわたり顧客とのつながりの中で信頼を築いてきたことと、私たちが社会的インフラとして今後も成長し、世の中に良いサービスを提供し続けることへの期待の表れだと私は考えている。私たちはこの期待に応えていかなければいけない。

新入社員のみなさんに3つ願いがある。(1)自主的・自律的に仕事に取り組むこと。そして、その際には、常に目的を意識することが大切だ。目的を達成するために考えて行動することで、自主的・自律的な行動が自ずと身についていく。そうすると仕事は面白くてやりがいのあるものに変わる。

(2)変化に対するアンテナの感度を磨くこと。社会や生活が急激なスピードで変化する中で、当社は世の中のニーズをつかみ、常に顧客に喜んでもらえるサービスを提供しつづける必要がある。そのためには、変化に対するアンテナを高く張り、世の中の変化に興味をもって対応することを意識してほしい。

(3)チャレンジスピリッツを常に持つこと。ヤマトグループには果敢に挑戦し続けるDNAがあります。仕事をしていく上で、うまくいかないこともあるが、失敗を恐れずに挑戦することで、イノベーションは生まれる。チャレンジスピリッツを忘れないでほしい。

今年度は「NEXT 100」に向けて、「働き方改革」を中心とした3つの改革、そして未来へ向けた大きなチャレンジを進める大事な年だ。一人ひとりの力を結集し、ヤマトグループの未来を一緒に創っていこう。