国際プライメタルズ テクノロジーズ(英国)は18日、中国の鉄鋼メーカーHBIS唐山鋼鉄に新設したスラブ連続鋳造機が稼働を開始したと発表した。
同設備は2ストランドの連続鋳造機で、年間生産能力は240万トン。スラブ寸法は板厚200~250ミリメートル、板幅800-1600ミリメートルに対応し、包晶鋼やマイクロアロイ鋼、極低炭素鋼から高炭素鋼まで幅広い鋼種の生産が可能となる。今回の設備は同拠点における4基目の同社製鋳造機で、2020年の2基、23年の1基に続くもの。これにより同拠点は計8ストランド体制となり、年間スラブ生産能力は960万トンに拡大した。HBISグループ向けとしては新設・更新を含め通算10件目のプロジェクトとなる。
設備には、モールド振動を最適化する油圧式オシレーターや迅速な幅変更を可能にする機構を採用。さらに、ストランド温度を3次元で予測する二次冷却モデルやロールギャップの自動制御システムなどの自動化技術を搭載し、内部品質の向上や中心偏析の抑制を図る。加えて、切断長の最適化やモールド監視によるブレークアウト防止機能も備える。
鉄鋼業界では高品質材需要の拡大と操業効率向上が求められており、連続鋳造工程の高度化が重要なテーマとなっている。今回の設備稼働は、大規模生産拠点における品質安定と生産性向上の両立を図るもので、供給能力強化につながるとみられる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















