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【決算】カンダHD、国際宅配便事業が寄与、増収増益

2012年5月15日 (火)
2012年3月期通期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2011年3月期増減率
売上高25,48323,1989.8%
営業利益1,38084263.8%
経常利益1,32279865.7%
当期純利益66133696.7%

ロジスティクス国際宅配便事業が寄与、増収増益
2011年2月から事業を開始したペガサスグローバルエクスプレスの国際宅配便事業などの業績がフルに寄与したほか、新規業務取扱いによる倉庫稼働率のアップや震災復旧に伴う日用品関連などの取扱いが増加したことなどにより、増収増益となった。

 

今期、大阪、宮城に物流センター建設
今期は、大阪府堺市、宮城県名取市にそれぞれ「堺物流センター」「南東北物流センター」を新設し、新規業務の獲得に注力するとともに、成田空港に通関センターを設置し、首都圏でのフォワーディングと通関の一貫サービスを提供できる体制を整えていく。

 

また、国内拠点の拡充や海外拠点の設置なども視野に入れたサービス体制の強化を進める。不採算営業所で黒字化を達成するため、「業績改善運動」に取組む。このほか、商圏の拡大を含めて新規の事業領域への参入を図るため、新たな物流センターの建設やM&Aを検討する。

 

これらにより、今期は連結売上高270億円(6%増)、営業利益14億1000万円(2.1%増)、経常利益13億4000万円(1.3%増)、純利益6億7000万円(1.3%増)を見込む。