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両備グループ、ミャンマーに冷蔵・冷凍物流倉庫

2018年6月13日 (水)

拠点・施設両備ホールディングスは、このほどミャンマー・ヤンゴン市のティラワ経済特区に、4温度帯の冷凍・冷蔵倉庫を併設する3万7000平方メートルの大型物流施設を完成させた。

ヤンゴン市は公共交通が遅れ、混雑しがちな道路事情によって冷凍、冷蔵のコールドチェーンが未発達で、多くの輸出産品の廃棄や品質劣化による商品価値の低下が課題となっている。

そこで同社は常温、定温、冷蔵、冷凍の4温度帯のフレキシブルな保管ができ、ランプウェイで2階までトラックが上がることが可能な3万7000平方メートルの近代的冷凍・冷蔵倉庫を建設した。

施設は48時間停電してもバックアップが可能な補助電源を備え事務所スペースも6室確保。倉庫・在庫管理システムを導入し、荷主のERPなどのITシステムと連携できる機能を持たせている。

■設備概要
延床面積:3万6695平方メートル
常温倉庫:1万4098平方メートル
定温倉庫: 1160平方メートル(2室)
冷蔵倉庫: 1523平方メートル(3室)
冷凍倉庫: 1901平方メートル(3室)
文書保管: 534平方メートル
チャンバー、パスウェイ:853平方メートル
事務所:1485平方メートル(8室、共用部含む)
車両バース:40か所(1階20か所、2階20か所)