商船三井ロジ、ベトナム･ハイフォンに自営倉庫開設

拠点・施設商船三井ロジスティクス（東京都千代田区）は30日、ベトナム法人のMOLロジスティクス・ベトナム（MLGベトナム）が同国北部のハイフォン市に新倉庫を開設する、と発表した。

同国の投資・開発会社が建設する6000平方メートルの倉庫を借り受ける。倉庫はディンブー工業団地に隣接し、河川港のハイフォン港や、商船三井が出資して5月に開港した大水深港ラックフェン港ターミナルに近い。

海上輸出入に絡むデイストリビューション倉庫や、海上輸送との一貫取り扱いに強い拠点として運営する。ハノイ市までは1時間強で結ばれるため、緊急輸送にも対応できる。

ハイフォン市には電子・電気機器や自動車関連メーカーが進出し、生産量を増やしており、この地に自営倉庫を開設することで、設備投資に伴う物流需要や保管・配送などのニーズに対応する。年内に完成し、来年1月からの稼働を計画している。

■新倉庫の概要
総床面積：6000平方メートル
機能：一般倉庫、保税倉庫、CFS倉庫