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日通、単身引越しパック1000円以上値上げ

2018年9月25日 (火)

話題日本通運は25日、ドライバー不足などを理由に、同社引っ越しサービスの「単身パックS」と「単身パックL」を、10月1日から1000円-4000円値上げすると発表した。

例えば「名古屋発東京着・単身パックS」の場合、従来の料金は2万3000円だが、改定後は2万4000円となり、これまでより1000円高くなる。

一方で、時間帯での作業の集中緩和による作業環境の改善を目的に、発地での作業開始時間を同社に任せた場合、1基あたり1000円を割り引くサービスを新設する措置も取る。

同社の引っ越しサービスは現在、2015年に改定した料金を適用しているが、労働力人口の減少によるドライバー不足の顕在化、働き方改革への取り組みなど、物流業界を取り巻く経営環境が厳しい状況になっているなか、安定したサービスの提供などを目的に、料金改定を行うこととした。

単身パックは、専用ボックスで輸送する、単身赴任・進学・就職などのコンパクトな引っ越し向けサービス。

▲料金比較(出所:日本通運、記載のないエリアは受付時に案内することとしている)