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東京都、コンテナ輸送用はしけ横持ち補助制度を開始

2012年6月1日 (金)

行政・団体東京都は5月31日、京浜港内のコンテナ輸送用はしけ横持ち補助制度を開始すると発表した。

 

京浜港の東京、川崎、横浜3港では、主要港湾施設が半径20キロメートル以内に近接していることから、3港間で多くのコンテナ貨物の横持ち輸送が発生しており、利用者に追加の費用負担が生じるほか、交通渋滞を引き起こしたりするなどの弊害が生じている。

 

東京港では、京浜港内での横持ち輸送について、船舶大量輸送による輸送効率の向上を目指し、コンテナ輸送用はしけ横持ち補助制度を開始することにしたもの。

 

京浜港内でコンテナ輸送用はしけによる横持ち輸送を依頼する船会社などの事業者で、7月1日から2013年3月31日の間に輸送される海上コンテナ貨物のうち、都が定める取扱基準量と比較した増加分を補助対象とする。

 

補助金額は、東京港で直接、本船への揚げ積みを行う実入り貨物が1FEU(40フィートコンテナ)あたり2000円、空が1000円とし、1申請者あたり300万円を上限とする。

 

問い合わせ先
東京都港湾局
港湾経営部振興課
TEL:03-5320-5549