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国交省、バルク貨物船向け港湾インフラ強化へ検討会設置

2012年6月22日 (金)

行政・団体国土交通省と経済産業省は22日、近隣国に比べて大型船に対応した港湾整備が遅れているバルク貨物船向けインフラを改善し、石炭などを効率的に調達できるようにするための産業競争力強化に向け、「産業競争力の強化に資する国際バルク戦略港湾に関する検討会」を設置すると発表した。25日に初会合を開く。

 

中国などの経済発展に伴い、資源好物需要が急増していることから、電力や鉄鋼産業に欠かせない石炭などのバルク貨物の世界的な獲得競争が激化。しかし、日本では大型船に対応した港湾整備が遅れ、石炭輸送船などの大半が喫水調整を余儀なくされるなど、非効率な輸送を強いられている。こうした状況を改善し、石炭などを効率的に調達して産業競争力の強化に向けた方策を検討するために設置するもの。