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DHL中部拠点、岐阜SCと統合し2.5倍に拡大移転

2019年6月28日 (金)

拠点・施設DHLジャパン(東京都品川区)は28日、名古屋セントラルサービスセンターを名古屋市南区へ移転し、岐阜サービスセンターと統合することで総面積5630平方メートルと、これまでの2.5倍に陣容を拡大して7月1日から稼働を開始する、と発表した。中部地区の集配拠点として同社最大規模となる。三菱地所が開発を手がけた「ロジクロス名古屋笠寺」のスペースを借り受ける。

この再編により、DHLが自社で直接集配業務を行うエリアを拡大するとともに、名古屋市中心部の集荷受付締切時刻を18時まで延長するなど、利便性を高める。

新拠点は名古屋高速3号大高線・笠寺インターチェンジから500メートルと近く、従来より名古屋市中心部や中部国際空港に接続しやすくなる。JR東海道本線の笠寺駅からも徒歩8分と、直接搬入・直接引き取りニーズにも対応しやすい立地となる。

同社の山川丈人社長は「名古屋セントラルサービスセンターの拡張移転は、DHLの中部地区におけるサービス強化へのコミットメントにほかならない。業界で唯一、中部国際空港にフライトを乗り入れているDHLのアドバンテージを最大限に活かし、スピードと信頼性の高いサービスを提供する」としている。

移転先の概要
名称:名古屋セントラルサービスセンター
所在地:名古屋市南区東又兵ヱ町1-57-2ロジクロス名古屋笠寺内1F
延床面積:5630平方メートル
構造・階数:S造・地上4階建ての1階
稼働開始日:2019年7月1日