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18日に中小への普及策協議、運輸安全マネ協

2019年7月11日 (木)

環境・CSR国土交通省は11日、民間のリスクマネジメント会社・運輸関係団体が参画する8回目の協議会を7月18日に開催し、中小事業者に向けた運輸安全マネジメント制度の普及・啓発活動を強化するための協議を行うと発表した。

運輸安全マネジメント制度は2006年10月にスタートし、これまで延べ1万158回(3月末時点)の評価を実施。11年には、制度導入から5年が経過したことを受けて「運輸の安全確保に関する政策ビジョン」をまとめたが、今後の課題として「制度に関する中小事業者の理解が進んでいない」と指摘する意見が上がっていた。

そこで中小事業者への制度普及や啓発を促すため、民間のリスクマネジメント会社、運輸関係団体、国交省が参画する「運輸安全マネジメント普及・啓発推進協議会」を12年に設立。13年からは民間機関が国交省の認定を受けて行う運輸安全マネジメントセミナーを開催してきた。

8回目となる協議会では、国交省が運輸審議会答申を踏まえたその後の取り組み状況を説明するほか、認定セミナーの実施状況など18年度の活動報告、中小規模事業者に対する運輸安全マネジメント制度の普及・啓発活動の推進強化を柱とした19年度の活動案について話し合う。