佐川急便、サクラマチクマモトの館内物流受託

ロジスティクス佐川急便は30日、九州産交ランドマークと業務委託契約を結び、9月14日に開業予する商業施設「SAKURAMACHI Kumamoto」（サクラマチクマモト）の館内物流を受託したと発表した。

サクラマチクマモトはは熊本市の中心市街地に立地し、熊本城にもほど近い。150店舗の商業施設や29か所の乗降場が設置される国内最大級のバスターミナルのほか、3000人以上が収容可能なコンサートホールやイベント会場、会議室、ホテル、住宅などで構成される。熊本城の復旧工事が進み、開業翌月の10月には大天守外観復旧を記念して特別公開が始まるため、観光需要の拡大も見込まれている。

佐川急便は、同社を中心とした「先進的ロジスティクス」を提案するグループ横断の営業チーム「GOAL」を通じて「流入車両の入出庫管理」「テナントへの入出荷作業の一元管理」といったグループのソリューションを活かす提案を行い、受託に至った。商業施設内には「宅配受付・手荷物一時預かりカウンター」を設置し、手荷物の一時預かりサービスや荷物の発送も受け付けるという。