ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

富士通、G20開催時の道路状況を分析

2019年8月7日 (水)

調査・データ富士通交通・道路データサービスと富士通鹿児島インフォネット、トランストロンの3社は、G20大阪サミット開催に伴って6月27日から30日にかけて実施された交通規制の影響を把握するため、大阪市内を中心とした物流貨物車両の走行状況を分析し、結果を公表した。

データによれば、大阪中心部20キロ四方内における稼働車両数の推移では、6月前半の平常時と交通規制が実施された27-29日の3日間を比較すると移動車両数は5割程度となっており、走行を抑制する傾向がみられた。一方、日曜日となった30日については平常日に近い稼働状況だった。


大阪市内へ配送実績のある車両の出発時間の比較については、平常時の出発時間帯は3時台と7時台に集中するが、G20開催時は午前1時台がピークとなり、出発時間が前倒しされて分散している傾向がみられた。また、日中の出発回数についても抑制傾向がみられた。



京都方面からG20会場付近へ配送している車両について、経路を分析したところ、G20開催時は通常と異なり、大阪中央環状線を吹田方向へ走行する車両や、阪和自動車道を南下するなどのう回行動をとっており、3社では中心部を避けたルートを選択している可能性が考えられるという。