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東芝、NAND型フラッシュメモリの生産量を3割削減

2012年7月24日 (火)

拠点・施設東芝は24日、四日市工場(三重県四日市市)で生産するNAND型フラッシュメモリの生産量を同日から3割削減すると発表した。

 

NAND型フラッシュメモリのUSB・カード向け市場では年初来、供給過剰から価格下落が続いており、東芝は6月に実施した出荷調整に続き、稼働率を下げる生産調整に踏み切り、需給バランスの改善を促す。

 

需要をけん引するPC・スマートフォンは今後も高い成長率が見込めることから、7-9月期には需給改善が期待できるとみており、生産調整による改善と早期の市況回復を図る。同社は「市況の回復具合を見ながら、稼働率を見直していく」としている。