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北九州空港の大型貨物機発着へ滑走路延伸を要望

2020年3月2日 (月)

▲(文書の左)赤羽一嘉国土交通大臣(右)小川洋福岡県知事

行政・団体福岡県は2月28日、北九州空港の滑走路延伸の実現に向けて、小川洋知事、北橋健治北九州市長、栗原渉福岡県議会議長、村上幸一北九州市議会議長の4人が国土交通省に対して要望を行った、と発表した。

北九州空港の現在の滑走路は2500メートルで、ANAと大韓航空が定期貨物便を就航している。小川知事は、北九州空港を国際貨物拠点としてさらに発展させるために、燃料を満載した大型貨物機が発着できる3000メートルへの延伸が必要であることを国交省に説明し、早期の実現に向けて必要な予算を確保するよう要望した。

これを受けて国交省は、新年度予算に調査関連費を計上する方向で検討。大型貨物機が北九州空港を利用できるようになれば、九州・中国地方から製品輸出を行う際に輸送時間・コストを削減できるほか、災害時に主要空港の機能を代行することも期待できるという。