調査・データ日本通運が10日に発表した6月の鉄道コンテナ取扱実績によると、全国の取扱実績は前年同月比20.3%減となる11万5664個だった。
特に中部・中国四国・九州地区は3割近く減少しており、主に中部地区では機器関連と化学工業品が減少、中国四国地区では紙・パルプと化学薬品が減少、九州地区では機器関連と返回送パレットが減少した。
各地区の詳細は次の通り。
地区 | 実績 | 前年 | 対前年比 | 減少要因 |
---|---|---|---|---|
合計 | 115,664 | 145,141 | 79.7% | |
北海道地区 | 12,393 | 13,736 | 90.20% | 返回送私有コンテナ、食料工業品 |
東北地区 | 13,077 | 16,639 | 78.6% | 返回送パレット |
首都圏地区 | 27,587 | 30,111 | 91.6% | 清涼飲料水、返回送パレット |
中部地区 | 22,467 | 32,449 | 69.2% | 機器関連、化学工業品 |
関西地区 | 16,904 | 19,349 | 87.4% | 清涼飲料水、金属製品関連 |
中国四国地区 | 12,669 | 17,973 | 70.5% | 紙・パルプ、化学薬品 |
九州地区 | 10,567 | 14,884 | 71.0% | 機器関連、返回送パレット |