オープンロジが倉庫向け資材販売、日通商事と協業

M&Aオープンロジ（東京都豊島区）は2日、日通商事（港区）と協業し、全国の倉庫会社に段ボールなどの梱包資材を提供すると発表した。

倉庫会社が梱包資材を購入する際は、資材の種類ごとに異なるサプライヤーに見積もりを取り、購入するのが一般的で、特に段ボールなどの汎用資材の場合は「少しでもコストを削減したい」との心理から、複数のサプライヤーに見積もりを依頼して比較、交渉するケースが多い。

この場合、購入に至るまでのやり取りだけでなく、購入後も検収や代金振り込みをサプライヤーごとに管理しなくてはならず、倉庫会社にとって負担の大きな業務となっている。

そこで、オープンロジは日通商事が取り扱う資材を低価格で提供し、梱包資材管理のデジタル化によって発注管理を効率化することで、荷主・倉庫の利便性を高める。今回の協業を足掛かりとし、今後はマテハン機器の開発・提供を視野も入れて連携を強化していく考え。