日本財団とメルカリ、梱包資材購入で｢寄付｣活動に

環境・CSR日本財団（東京都港区）とメルカリは21日、新たな寄付のツールとして、梱包資材の購入が寄付につながる「寄付型梱包資材」を共同開発し、メルカリで販売を始めたと発表した。

「メルカリ」で売れた商品の発送に使用できる専用梱包資材（5枚組1セット325円）の購入につき25円（1枚につき5円）が、日本財団が取り組む「子ども第三の居場所」の運営に寄付される仕組み。メルカリと日本財団がそれぞれ持つアセットを通じた新たな寄付の仕組みを構築・推進する業務提携の一環。日本における寄付文化の醸成に寄与し、社会・環境課題の解決に貢献することを目的としている。

▲購入から寄付までの流れ（出所：メルカリ）

「寄付型梱包資材」は、誰もが気軽に社会貢献できる環境の実現を目指し、「気軽に寄付に参加できる、参加したいと思えるかたち」として発案。モノを送る際に必須となる梱包資材に着目し、「寄付をする」「社会課題を共有する」という2つの機能を追加した「寄付型梱包資材」を共同で開発することになった。