調査・データZAICO(ザイコ、山形県米沢市)は5日、クラウド型在庫管理ソフト「ZAICO」が愛知県春日井市の消防本部が実施する在庫管理最適化の実証実験に採択された、と発表した。
春日井市の消防本部では、本庁や出先機関に保管している救急資器材の在庫管理や請求管理等を紙ベースで行っているため、死蔵や過剰在庫、在庫不足が発生したり、集計や棚卸しに時間を要したりしているが、今回の実証実験でタブレット端末を用いた在庫管理システムを導入し、在庫管理ミスの削減や業務効率化の効果を検証する。
将来的には在庫分析から資器材を購入する時期や数量の分析もできる体制を整えるという。
この取り組みは、春日井市の職員とスタートアップ企業が連携して行政課題を解決するプロジェクト「Urban Innovation Kasugai」(アーバンイノベーション春日井)の一環として採択された。
■アーバンイノベーション春日井
https://www.city.kasugai.lg.jp/shisei/gyousei/1012745/1021740/1022524.html