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財務・人事アルプス物流が4月30日に発表した2021年3月期の通期連結業績は、売上高が1005億6200万円（前年同期比0.2％減）、営業利益が47億2500万円（14.7％増）、最終利益が29億円（21.4％増）となった。
主力の電子部品物流事業は、売上高が527億2900万円（2.6％増）、営業利益が30億7900万円（14.2％増）。生産性向上によるコスト削減と新規拡販に取り組んだことに加えて、下半期に荷動きが活発化したことで、全体の利益増をけん引した。
消費物流事業は売上高266億5200万円（6％増）、営業利益11億8400万円（42.6％増）。コロナ禍による宅配需要増や、新たなマテハン機器導入による生産性向上などによって、過去最高の売上高と営業利益を記録した。
今期は売上高1052億円（4.6％増）、営業利益48億円（1.6％増）、最終利益28億円（3.5％減）を見込む。
■決算集計（見出し：年/決算期/四半期、［］：前年同期比、単位：百万円）| 21/3/通期 [前年同期比] | 21/3/3Q [前年同期比] | 21/3/中間 [前年同期比] | 21/3/1Q [前年同期比] | |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 100,562 [-0.2%] | 72,443 [-5.8%] | 44,765 [-12.6%] | 21,844 [-14.3%] |
| 営業利益 | 4,725 [14.7%] | 3,229 [-2.1%] | 1,455 [-29.4%] | 625 [-41.6%] |
| 最終利益 | 2,900 [21.4%] | 1,905 [-8%] | 797 [-35%] | 339 [-40.7%] |
| 売上高営業利益率 | 4.7% | 4.5% | 3.3% | 2.9% |
