財務・人事日本石油輸送が12日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が327億2400万円(前年同期比4.7%減)、営業利益が11億5500万円(11.3%減)、最終利益が915万円(17.9%減)となった。コロナ禍による燃料需要減などの影響を受け、各利益は2桁減となった。
内訳は、石油輸送事業が売上高153億7300万円(7.5%減)、営業利益3億8700万円(43.1%減)。高圧ガス輸送事業は売上高86億6100万円(1.5%減)だったものの、コスト削減により営業利益4億7400万円(35.8%増)となった。化成品・コンテナ輸送事業は売上高85億1500万円(2.7%減)、営業利益が2億1800万円(2.7%増)だった。
今期は売上高334億円、営業利益14億円、最終利益は9億5000万円を予想。なお、今期から「収益認識に関する会計基準」を適用し、不動産賃貸に関する損益の表示方法を変更するため、前年度比は示していない。