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JR貨物の4月輸送動向、積合せ・自動車など上昇

2021年5月19日 (水)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が19日に発表した4月の輸送動向によると、輸送量はコンテナが168.2万トン(前年同月比1.4%増)、車扱が59万トン(7.6%減)、合計は227.2万トン(1.1%減)だった。

コンテナ貨物は新型コロナウイルス拡大の影響を大きく受けた前年と比べて、積合せ貨物や自動車部品などが回復。積合せ貨物はEC需要の高まりやブロックトレインの運行開始で、自動車部品は昨年の自動車生産調整の反動で、それぞれ増加した。

一方、農産品・青果物は、外食産業向けの民間流通米の販売不振、九州地区の玉ねぎの不作などで大幅減となった。また、紙・パルプも2月の福島県沖地震の影響で減少した。

車扱は4月の気温が高かったことで灯油の輸送が減少し、セメントも低調だった。