日通の研修センター整備棟完成、専門性修養の場に

▲竣工した第二整備棟（出所：日本通運）

拠点・施設日本通運は21日、NXグループ伊豆研修センター（静岡県伊豆の国市）の第二整備棟が完成したと発表した。創立80周年記念事業の一環として2017年10月に着工。20年9月に完成した研修棟を含めて、リニューアル事業として建て替え・新設予定であった施設はすべて完成した。

NXグループ伊豆研修センターは、技能教育の中核としてグループ各社も含め毎年多くの従業員が安全・品質に関する技能を磨く拠点であり、「安全・品質」の素養を修得する施設と位置付ける。

工事は、宿泊棟・浴室棟、研修棟、第二整備棟の3期にわけて実施。このたび完成した第二整備棟は、2階建て一軒家を模した引越作業ルームや、重量品・美術品などを取り扱う専門的なトレーニングルームを整備。より高度で専門性の高い教育が実施できる仕様とした。オンラインによる研修情報のリアルタイム配信も対応する。十分な耐震性能や太陽光発電設備、LED照明を設置し、CO2排出を抑制した環境配慮型施設とした。