サービス・商品グラスフィアジャパン(東京都中央区)は22日、ナンバープレート認識カメラを22年1月20日に発売すると発表した。AI(人工知能)のディープラーニングにより迅速な読み取りが可能になるほか、地名や車両番号などのデータ化・グラフ化もできる。物流施設をはじめとするサプライチェーンにおける車両管理の効率化に向けた取り組みとして注目を集めそうだ。
カメラ映像内における「一定の位置」を通過した車両のナンバープレートに記載されている情報について、AIディープラーニングが判読・解析することで、地名・車両番号などを特定。認識したデータはエクセルファイルで出力できる。グラスフィアジャパンが独自に開発したアプリケーションに取り込むことで、地名ごとの集計や1日・1週間単位の交通量データのグラフ化も可能になる。
物流倉庫の出入口に設置し、入出庫車両をナンバープレートのデータで管理することで、事故リスクのマネジメントやセキュリティ業務の効率化につなげるとともに、こうした取り組みに必要なコストの削減も実現できるという。