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東急不など、名古屋中心部の至近にマルチ物流施設

2022年1月26日 (水)

拠点・施設東急不動産(東京都渋谷区)、ラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)、NIPPOの3社は26日、3社が共同で開発するマルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」(名古屋市中村区)の建築工事に着手すると発表した。2月1日の着工に先立ち、地鎮祭を26日に執り行い、工事の安全を祈願した。

ロジポート名古屋は、東海エリア最大級の物流施設として開発する。名古屋市中心部に近い大規模都市型物流センターとして、アクセスや雇用確保などの観点で高い優位性がある。

名古屋高速5号万場線「烏森出入口」を最寄りに高速道路網へのアクセスに優れており、東海エリア一円の広域配送拠点として、さらには首都圏と関西圏との中継拠点としても活用できる好立地だ。

都市型物流センターであるが故に、地域における生活環境にも配慮し、周辺の緑地化や歩道整備など地域に溶け込み共生できる施設開発を計画する。

機能面では、各階への着車を可能にするランプウェイを2基設置するほか、柱スパン10メートル以上を備えた汎用性の高さ、2900平方メートルから3万3000平方メートルまで幅広いフロア運営が可能な柔軟な仕様が強み。東海エリアでも珍しい運用ラインアップが特徴だ。AI(人工知能)による車両管制システムや電気自動車の充電スタンドを配備し、入居テナントに付加価値を提供する。

ロジポート名古屋の概要
所在地:名古屋市中村区岩塚町高道1他
敷地面積:15万7042.27平方メートル
延床面積:35万5109.45平方メートル
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上4階建て
完成予定:2023年7月31日

▲「ロジポート名古屋」の広域周辺図(出所:東急不動産)