荷主シード(東京都文京区)はこのほど、鴻巣研究所敷地内に4号棟を完成したと発表した。3月から順次稼働予定で、コンタクトレンズの生産体制を強化する。
4号棟は鉄骨造3階建て、建築面積5491平方メートル、延床面積1万4874平方メートル。AI(人工知能)を導入した省人化生産ラインを構築する。第一期計画では最大生産能力を月産6500万枚から7900万枚へ引き上げ、第二期計画後には月産8950万枚を見込む。年間生産枚数は10億枚超となる見通し。

▲シード鴻巣研究所4号棟の外観(出所:シード)
同研究所は2007年7月に完成し、主力製品「シード 1dayPure うるおいプラス」などを生産している。国内外での需要拡大を背景に設備更新やライン増設を進めてきた。4号棟には福利厚生エリアも設け、事務所、休憩室、食堂を配置した。
コンタクトレンズ市場では高機能製品の需要拡大と海外展開の進展により、安定供給体制の構築が課題となっている。今回の増産体制整備は、国内供給力の強化と海外市場向け出荷拡大に対応する取り組みであり、生産効率の向上と供給安定化につながるとみられる。
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