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トラック事業者の行政処分、21年度は4年ぶり増加

2022年6月15日 (水)

調査・データ国土交通省が14日発表した2021年度「貨物自動車運送事業の行政処分等の概要」によると、行政処分などの件数は前年度より14件(7.6%)増えて198件となった。4年ぶりの増加だが、17年度(698件)や18年度(296件)、19年度(287件)と比べると低い水準が続いている。監査の実施件数は前年比8.3%減の365件だった。

行政処分の内容は、貨物運送業許可の取り消しが15件と前年(1件)から大幅に増えた。このうち12件は所在不明によるものだった。事業停止12件(1件減)▽車両使用停止148件(3件減)▽文書警告23件(4件増)だった。

違反事項をみると、指導監督(321件)が最も多く、点呼(277件)▽過労防止等(213件)▽定期点検(121件)▽乗務記録(101件)――と続いた。